2015/12/02 更新
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 操作方法(プレイモード)



● 起動と読み込み

解凍したフォルダには、Oculus Rift DK2 のSDK のバージョンごとにexeが分かれています。 お使いのランタイムに応じて使い分けてください。

Version3より Oculus Rift DK2 に特化する方向で作成していますので、初回起動時には Oculusを使うかどうか選択ダイアログが表示されます。

その後、サンプルが収められているフォルダのファイルダイアログが表示されます。 サンプルを読み込む場合は、そのフォルダ内の 拡張子 txt のファイル を選択してください。 ここでは「 積み木車と揺れる台.txt 」を読み込んだとします。読み込むと、下のようになります。



● マウス操作パネル

画面の構成はサンプルごとに異なりますが、サンプルの多くは、この図のように 左上にマウス操作パネル、右上にCPUメーター、左下に(あれば)サンプルの説明、 右下にBGMウィンドウが配置されます。

下図はマウス操作パネルです。左から順番に説明します。

左の3つのアイコンでは、行いたい操作の枠内をマウスのいずれかのボタンで クリックすればそのボタンが指定した操作になります。指定はコントロールキーとシフトキーを 組み合わせて行うことができます。

「ファクトリーモード」を押すと、詳細な設定やモデリングを行うことができるモードになり、これを ファクトリーモードと呼びます。通常のモードは「プレイモード」と呼びます。ファクトリーモードでの 操作方法は操作方法(ファクトリーモード)を読んでください。

パネルの右の二つは平行投影と透視投影を切り替えるアイコンです。



● 「引く」と「釣る」

ウィンドウ上にある物体は、マウスで「引く」または「釣る」という動作をすることができます。 物体の側面をドラッグすると、「引く」モードになります。 物体の上面をドラッグすると、「釣る」モードになります。 ただし、シーンを鉛直方向から眺めている場合は「引く」モードのみになります。同様に シーンを横から眺めている場合は「釣る」モードのみになります。 ドラッグ開始時に以後のドラッグがどちらであるかが表示され、確認できるようになっています。


↑白丸の位置をドラッグしようとした時に表示されるメッセージの違い↑



● 回転中心の選択

マウスの左ボタンをダブルクリックすると、その位置を回転中心に することができます。画面の回転をしたつもりがなぜか大きく移動してしまった 場合は、回転中心がずれていますので、注目しているものをダブルクリックして 回転中心を適切に設定してください。(下図参照)

または、マウスのホイールを転がすと、その時のマウスポインタが指し示している位置を中心に 拡大をすることができます。(このオペレーションはCADを中心に利用されているようです)



● CPUメーター

CPUメーターは、上から順に「Total」(1回のフレーム更新に要している時間)、「GDI」 (一部のGDI表示に要している時間)、「OpenGL」(模型や地形メーターなど OpenGLによる表示に要している時間)、「Calculation」(模型の位置や向きの計算に要している 時間)、「Core0」「Core1」・・・(各CPUコアごとの処理時間)、です。 CPUメーターの背景は青い領域と赤い領域に色分けされていて、 青い部分がリアルタイム、赤い部分はリアルタイムからの遅延を示します。 そしてその境界がリフレッシュレートの時間に相当します。一回のリフレッシュまでに 対応する時間分の全ての計算を行うことができれば「リアルタイム」と言えますので、 全部の項目が青い部分に収まっていて、「Total」だけが青と赤の境界付近にあるのが 正しい状態です。

もし、ハードウェアが計算に追いつかず、リアルタイムには程遠いと判断されてしまうと、 以下のようなダイアログがでます。

このダイアログが出てしまうということは、マシンパワーが足りていないということを 示します。リアルタイム計算を実現するには、マシンパワーのより高い環境に移行するか、 下の方法で計算精度を落とします。上のダイアログが出た場合は自動的に下の精度の設定に移ります。

上のダイアログの上側のスライダーを調整して、計算の精度とリアルタイム度を 調整できます。デフォルトはスライダーがもっとも右、つまり、精度は最大で 計算は重たい状態ですが、スライダーを左によせることで、精度を犠牲にして 演算量を減らすことができます。精度が悪くなると、ほとんどの場合、物体同士の 接続がゆるくなって「ぐにゃっ」となります。また地面が水面のような感触になります。

下側のスライダーは衝突判定の頻度を調整するものです。ほとんどの場合、 デフォルトのように10回に1度の判定で十分です。



● メニュー

以下、メニューについて述べます。主なメニューは以下のとおりです。

「ファイル」では、「シーン読込」「シーン保存」「動画の保存」などが行えます。 シーンはテキストファイルで記述され、必要に応じて同じフォルダ内の画像ファイルなどを 参照します。文法の詳細は「リファレンス」の項目を見てください。動画の保存は、 選択すると、以下の動画の保存方法を決めるダイアログが表示されます。

「フォーマット」ではAVIファイルまたは連番pngを選択します。手軽に動画ファイルを 作成するには「簡易AVIファイル」を選択します。別途エンコーダーを利用して 本格的に動画を作成する時は「連番pngファイル」を選択します。「サイズ」では 保存時の画像サイズを指定できます。必要に応じてその時のウィンドウサイズが 自動的に変更されます。「フレームレート」では、保存する動画のフレームレートとして、 アプリケーション起動時のリフレッシュレートの等倍、1/2倍、1/4倍が選択可能です。 通常60fpsまたは30fpsで作成することが多いと思われるので、アプリケーション起動前に、 モニタのリフレッシュレートをあらかじめ60に設定しておくことをお勧めいたします。 「記録開始」を押すとデータの記録が開始します。この間はウィンドウに別のウィンドウが 重なっていても問題ありませんが、「記録終了」を押して開始される圧縮処理中は 環境によっては別のウィンドウが重なっていたりすると正しく絵が取れないことがあります。 圧縮処理中は他の作業をできる限り行わないでください。

メニューの「表示」の項目では、指定の表示物の表示/非表示を切り替えます。 また、プレイモード/ファクトリーモードを切り替えることができます。 プレイモード/ファクトリーモードを切り替えると、 その下に羅列される項目も自動でON/OFFが変更されます。 ( ON/OFFを切り替えずにモードだけ移行したい時は「状態維持の切り替え」よりモードを選択してください。)

環境設定メニューの「効果音」の項目では、シーンに音の要素が組み込まれているときに、 それらの鳴らす/鳴らさないを切り替えます。

環境設定メニューの「背景」の項目では、シーンの背景とライティングを自動的に設定します。 現在、以下の4つのモードがあります。

晴れ 火星
月面 夕暮れ


環境設定メニューのマルチスレッドを選択すると下のダイアログが表示されます。


「起動時に測定」を選択すると、アプリケーション起動時に測定した結果が利用されます。 無負荷状態ではたいてい搭載コア数程度の数にセットされます。 「シングルスレッド」を選択すると、物体の計算においては常にCPUのひとつのコアのみ 使用するようになります。「スレッド数を指定」を選択すると、指定の個数のスレッドが 走ります。この場合、搭載論理コア数より大きい数を指定しても意味がありません。 デフォルトは「搭載コア数-1(推奨)」です。なぜ搭載コア数-1なのかというと、 8コア乗っていても7コアと8コアでは効率にほとんど影響がありません。 しかし本アプリケーションにおいては経験的にひとつ減らしたほうが 全体的に安定しているように思えるので、その設定を推奨としました。(1コアマシンの時は1コアになります)

環境設定メニューのその他の立体視を選択すると下のダイアログが表示されます。


もしZalman 3D LCD をお持ちであれば、それを選択することで、立体視が可能です。 立体視をする時は投影法がデフォルトのままだと弱い印象になるので、ダイアログを 閉じた後に投影法の設定を行うことをお勧めします。(視差とは別の設定です。) 右目と左目の判定は環境によって異なってくるので、立体感がおかしいと感じた時は 右目と左目を入れ替えるをチェックして試してください。

それからこれは一般的なお話ですが、メガネ使用による立体視においては見る人自身の移動方向に見ているものが 引きずられるような不自然な感覚を受けます。「カメラデバイスで…」のチェックを ONにすると、お使いのWebカメラでその不自然さをキャンセルすることができます。 なお、カメラデバイスは本ソフト起動時に既に接続されている必要があります。 (ソフト可動中のケーブル抜き差しは無効です)

環境設定メニューのその他のアンチエイリアシングを選択すると下のダイアログが表示されます。


いわゆるマルチサンプリングを行うモードにします。お使いのビデオカードで サポートされている範囲内でしたら問題ないですが、それを超えて設定すると著しく不安定になりますので、 気をつけてください。(ソフトのほうで制限掛ける術を知らない)

とくに、立体視を行うと水平に近い輪郭の線に発生するジャギーが立体感を弱めますので、 本格的に立体視を行う場合はアンチエイリアシングの設定は必須です。

メニューの「ヘルプ」の「説明書」を選択すると、本HTMLがお使いのブラウザで起動します。

追記

・ネットブック、リモートデスクトップ、仮想環境でのご利用は想定していません。

・マルチモニタで使用したときは、起動時にマウスカーソルがある モニタにメインウィンドウが配置されます。

・アニメーション保存時のフレームと時間の関係は、その時のリフレッシュレートに依存します。