ある日のこと、友人から下のサイトを教えてもらいました。

通販サイトですが、売られていたのは、中古のIBMのT221という、
22インチサイズで解像度が3840x2400(QUXGA-W)という液晶ディスプレイ
です。画素数に対して画面サイズが小さく、鬼のように繊細なディスプレイです。
かなり古い製品で、もともと存在は知っていました。しかし、お値段も鬼のような設定で、 出た当初はビデオカード込みで300万円くらいしていたと思います。 要は "高嶺の花" でした。
それが、中古とはいえ、五万円。これは即「買い」です。ただ気になることが。 リフレッシュレートが普通につなぐと13Hz、がんばって48Hz。 応答速度は62ms。これだけ見ると、液晶についてよく知っている普通の人は 必ずひくでしょう。でも自分は仕事のこともあり、この手の高解像度系の機器には 実態として常に接していたい思いもあり、購入してみました。 ( GENOで購入できたのはDGPというモデルです。当サイトは以下、DGPについての内容です)
ビデオカードの接続図は以下の通り。下側ビデオカード2枚はそのまま 刺すとヒートシンクが干渉するので、写真のようなPCIe延長コネクタを 利用しています(これをT221側に使うと映らなくなるので注意!)。

ビデオカードとモニタを2本のケーブルでつないでいることに注目してください。 このT221というモニタは単体ではシングルリンク4つの入力しか受け付けず、 3840x2400という広大な解像度を機器の最高リフレッシュレートである 48Hzで駆動するには、なんらかの手段で信号を分割して送る必要があります。 (これをもし1つのシングルリンクで送ると13Hzになってしまいます)。 コンバーターBOXという、専用の機械があればデュアルリンク1つと シングルリンク1つでコンパクトにまとめられるらしいですが、残念ながら 超入手困難です。GENOの中古販売のも当然コンバーターBOXはついてきませんし、 ケーブル自体シングルリンク2つ分しかついてきません。48Hz出すためにシングルリンク 4つでつなぐには下のようなケーブルを購入する必要があります。
さて、苦労しまくってフル解像度@48Hzになったところで、T221くんを自宅で何に使うかというと。。。。実はこれが一番むつかしかったりしますが。。。(^^;)
まぁ仕事がらみの研究用か、写真の観賞用といったところでしょうか。解像度の高い写真を
映すと(人にもよるとは思いますが)むちゃ感動します。こういう表示装置をもってして
初めて高画素の価値が生かされるのだと思います。以下に自作の高解像度の壁紙を
いろいろ置いておきます。この大きさの画像が目の前にコンパクトに収まるわけです。
視野角について、サイトには視野角が(水平/垂直) : 85°/85° とありますが、
モニタに対してきちんと "水平方向の斜め" または "垂直方向の斜め" からいろいろ見るぶんには
まったく気にならないです。実にきれーに映ります。ただ、"斜め45度方向の斜め" から見ると
急に色が変化します。これは個体差なのかもしれませんが。。。そもそも画面が小さいので、
実際にはそれほど気にならないです。より視野角が広いはずの30インチ液晶モニターのほうが
むしろ視野角が狭く感じます。
リフレッシュレートや応答速度についてはいろいろ議論があるようですが、48Hz出せれば あとは他のソフトやハード次第という感があります。3840x2400x48Hzの状態で、GoogleEarthを 小窓で動かすと滑らかに動作しますが、1/4サイズの1920x1200にすると、だいぶんカクカクが 目立つようになり、フルサイズの3840x2400にすると、まったく使えない程度にカクカクに なります。画面をまたいでいるせいなのか、ソフトの最適化の問題なのか、原因はわかりませんが、 とにかく今の状況では48Hzが60Hzより低いとか、応答速度が遅すぎとか、それは 確かにそうですが、現実にはそれ以前の問題がいろいろあり、48Hz出して始めて そういった他の問題を洗い出すことができます。以下に、手元のモニタいろいろを なめらかスロー録画したものを置きます。ご興味のある方は参考にしてください。
ついでにEDIDの変え方の動画も置いておきます(左下)。
EDIDの番号とモードの一覧は右下のサイトにあるpdfの中にあります。
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